2月11日（水）に、工学部及び情報学部の留学生7名が自ら企画した地元企業との交流会が開催されました。A.I.S株式会社様、エンケイ株式会社様、株式会社シーポイント様及びパーパス株式会社様（五十音順）の4社から6名の方が祝日にもかかわらず快くご出席くださり、会場となった高柳記念館では、活発な意見交換が行われ、和気あいあいとした雰囲気に包まれました。

まず、留学生の自己紹介から始まり、各企業の方からも会社の概要について説明頂きました。そして、留学生から共通の質問をした後に、最後は数名のグループに分かれて、より個人の関心に近いことにつき自由にお話しさせて頂き、それに対し一つ一つ丁寧な回答を頂戴しました。

交流会後、企業の方からは、「普段留学生と接する機会がないので貴重な時間だった。多様な考え方や思いに触れ、今後の仕事に活用させたい。」「（留学生は）異国の地に来て勉強しようと思うこと自体がすごい。自分もグローバルになるために語学を勉強したい。」「高い志を持った留学生に感銘を受けた。今後もその志を変えず頑張って欲しい。」というご感想を頂きました。

交流会の司会を務めた李さん（情報・3年）は、「（お越しいただいた企業の方々は）面白い方ばかりだったので、日本の企業で働く日本人のイメージが変わりました。これから就職活動が始まるので企業を調べて筆記試験に向けて勉強しているけれど、面接は自分らしくやればいいと自信になりました。」と述べ、他の留学生からも、「もっと時間が欲しかった！」という声が多く聞かれました。

本交流会を影で支えた袴田麻里准教授は、「多くの留学生は近い将来静大卒業生としてどこででも働ける力を持っているのに、日本の企業のことを全く知らない。交流会を通じて日本企業にも様々な選択肢があり、企業とはどんな所かということを理解したはず。また、企業の方々にも等身大の留学生の姿を見ていただくとても良い機会となった。」と話していました。本交流会が継続的な活動となることが期待されます。